いつもありがとうございます。BP鍼灸整骨院アシスタントの宮川みきです。
雨続きの日々から一転して、今日はかなり暑く感じる1日になりましたね。
久しぶりに気温が上がったので、身体に堪えた方も多かったのではないでしょうか。
先日、長男が保育園からさつまいもを持って帰ってきました。保育園の収穫体験で、上のクラスのおにいさん、おねえさんたちが採ってきてくれたもののようですが、家に持ち帰れたことが嬉しいのか、さも自分が収穫してきました!と言わんばかりの満足気な表情が可愛かったです。
長男と話し合い、持って帰ってきたさつまいもは、さつまいもご飯にしていただきました。「わー!たいたいがもってきたおいもさんはいってるー!」と、にこにこしながら食べてくれました。
さつまいもだけでは味気ないので、すりおろしたにんじんも入れて、見た目も鮮やかになるように工夫したのですが、実は見た目を工夫することも、食育の一環になることをご存知でしたか?
私たち人間には嗅覚、味覚、視覚、聴覚、触覚の五感が備わっています。
そして、私たちの【食欲】は、味覚と嗅覚が大きな割合を占めていますが、視覚も食欲を掻き立てる大切な役割を果たしています。
私は保育士時代、栄養士の先生から「食べないから、といって苦手なものを出さないのではなく、目で見て綺麗だな、好きな色に似ているな、とか感じることも大切なの。それに、食べないからと出さずにいたら、いつか突然くる食べよう!とする機会を逃してしまうことにもなる。
だから、目から食を楽しむことも、とても大切なことなんだよ」と教わったことがとても印象に残っています。そのため、食事はなるべく彩りに気をつけたり、子どもたちの好きな形やデザインにしてあげたり、大人は色味が偏らないようにしたりなど、できる範囲で手を加えるようにしています。
目から食を楽しむことは、子どもの食育に繋がるだけでなく、歳をとってから思うように食事ができなくなってきた時にも同じことが言えます。
1日3回の食事を目から楽しめるようにするだけでも、自然と箸が進むことも多々あるはずですし、生きる活力にもなります。
食事は一人ひとりの人生を豊かにするものです。食欲の秋だからこそ、目から食事を楽しむことにも重きを置いてみませんか?いつもありがとうございます。